不動産広告において、エリアを絞り込んで広告出稿することが前提となります。見込み顧客を獲得するには、新聞オリコミ、ポスティング、フリーペーパー、フリーマガジン、会員誌、イベント出展などがさまざまな広告の仕方があります。「新しい媒体をテストしたけど失敗の方が多かった」「過去反響が良かったがレスが下がったので広告出稿を止めた媒体がある」などを経験したことはないでしょうか。
不動産広告を検討している方で、以下に当てはまる企業・広告代理店・印刷会社・SP・制作会社の方のみ、このページをそのままお読みください。
今実施している広告の反響が悪くなる前に、反響実績のある新しい広告媒体を探している
過去いろいろな媒体で集客を失敗した経験がある
なるべく失敗を避けたいため、不動産クライアントが継続的に出稿している過去実績を参考にして、広告出稿を検討したい
上記のような課題を感じている方に、継続的に広告出稿をしている媒体から新しい媒体をテストすれば、失敗する可能性が下がります。他社(競合他社)の継続実績は、他社が広告の成功を実証しているという情報になるため、御社が実施したときにも高い確率で成果を期待できます。今回、いくつかの事例を紹介します。
不動産広告向けオススメ広告事例
成功事例1 : 有料老人ホームが5件成約!エリアセグメントせずに高反響を出したシニア女性向け定期購読誌の成功事例
シニアの方、もしくはそのご家族が有料老人ホームを探す場合、通常は面倒をみてくれる家族が近くに住んでいる場所か、自分自身が住み慣れた場所を選ぶケースがほとんどです。
そのため、広告を出稿する場合は、エリアマーケティングを実施するケースが多いのですが、今回のように読者をモデルとして起用した「共感マーケティング」が成功して全国誌でも反響がでるということもあります。
広告を展開したのは、老後の暮らしにお金と時間をかけることができるアクティブシニア女性向けの有料の定期購読情報誌。有料でも、情報誌が発信する世界観を好んでよむ方ばかりなので、すみずみまで記事を読み込み、自分自身の興味関心ごとと照らし合わせ、自身のライフスタイルに取り入れようとする方が多くいるのが特徴です。 ただ、その媒体の情報に信頼をよせる読者である、アクティブシニア女性といっても「老後に見知らぬ土地に移住なんて…」と考える方が多い…と思ってしまうのではないでしょうか?
そんな懸念点を払拭するために、シニア女性の情緒へ訴えかけるような、同媒体の読者かつ介護付きシニアマンションの利用者の体験談を中心としたインタビュー形式で広告誌面を構成しました。その結果、そのインタビューに共感、不安を払拭していただき、読者がアクションを後押しするような仕組みが非常に良い反応につながりました。
具体的には、シニアの方なら一度は感じるであろう老後に対する【不安】と、それを払拭するために「移住」を決めたこと。更に施設での生活について、同媒体の読者かつ利用者の方自身に自らの言葉で語ってもらいました。
そこから、「高齢者住宅」探しを後押しするための仕組みとして「京都暮らしの魅力をまとめた本」と、「終のすみかを考える本」をプレゼント。くわえて「読者限定の宿泊体験会」を開催しました。今後差し迫ってくる課題に対応しなければならないという潜在的な課題を読者体験談を通して顕在化させて、オファーで後押ししたという内容・・・
その結果、入居金4,500万円、月額15万円の、京都の高級介護付きシニアマンションで、全国誌での展開にもかかわらず、資料請求 130件超、成約 5件という反響が出ました。
■不動産(介護付き老人ホーム)における成功事例:
【広告主】介護付き老人ホーム
【活用メディア】
全国の50歳以上の女性向け情報誌への広告掲載や同封が可能。平均年齢68.9歳、平均以上の資産を保有している女性がメインです。
【部数】15.5万部
成功事例2 : 年間で平均8,000万円の分譲マンションが数十部屋契約
分譲マンションの販売において、高価格帯の物件であればあるほど、富裕層の方が普段から接しているメディア(会員誌など)に広告を出向されているのをよく見かけます。
これは富裕層といわれる方々、特に今回紹介する医者の場合、労働時間が長く、医療技術や症例などの情報に対する勉強にも時間が取られてしまうため、接触するメディアを限定しているからに他なりません。
では、どのようなメディアを選ぶのでしょうか。
よく聞くのは、仕事に関連する雑誌(学会から発行される情報誌など)や、富裕層の方が所属するコミュニティが発行する会員誌などです。
医師の方は、職業柄保守的になる傾向もあるため、いろいろな情報源から積極的に新しい情報を取り入れていくというよりも、信頼のおける情報源からの情報をとても重要視している方が多いため、上記のような選択肢になるようです。
今回紹介するのは、高級不動産・高級自動車等の出稿が多く多数の成功事例がでている、医師協同組合が発行する情報誌における成功事例。
医師協同組合とは医師会会員でもある組合員の経営フォローから福利厚生全般を担う組織で、医師本人とその家族を含めた生活全般の充実を目的とし運営されています。
ほぼ全都道府県に存在し、開業医師または医療法人を組合員として様々なサービスを提供してるため、同協会からの冊子ということであれば、と届いてもリビングや書斎に置いたままにすることなく、開封して読む方が多いのだそうです。
この媒体、先ほどの述べたように「全国」の医師を対象として発行しているのですが、広島にある平均単価8,000万円の分譲マンションで、なんと数十部屋の契約がでました。(高級外車でも年間を通じて数百台の販売実績があるのだそうです。)
クリエイティブ自体はよく見かける物件広告で、マンションの外観・間取り等が掲載された1ページの広告ですが、他の広告媒体に掲載したときよりも反響がよかったとのこと。どんな媒体に掲載するかで反響に大きく差が出る事例となりました。
■不動産(高級分譲マンション)における成功事例:
【広告主】高級分譲マンション
【活用メディア】
医師とその家族のためのライフスタイル情報誌に広告掲載・同封が可能。
直接医師本人に郵送されます。配布エリアも拡大中で、東京都内、関西全域、四国、中国、九州と各地の医師に対してアプローチすることができます。
【部数】32,000部